温活生活
冬の疲れをリセット!「巡らせる」リンパマッサージ
暦の上では春ですが、私たちの体はまだ「冬モード」を引きずっています。
冬の間、寒さから身を守るために血管は収縮し、運動不足も重なって、体の中ではリンパの流れが停滞しがちに。
実は、冬に溜まった老廃物がそのままになっていると、春特有の自律神経の乱れを引き起こす原因になります。
春こそリンパを流して冬の疲れをデトックスする絶好のタイミングなのです。
なぜ寒いとリンパが滞るの?
リンパ液には、体内の老廃物や余分な水分を回収する掃除屋の役割があります。
しかしリンパには、血液を送り出す心臓のようなポンプがありません。リンパを動かす主な動力源は、隣接している筋肉の収縮と呼吸です。
冬は寒さで筋肉が硬くなったり動かす機会も減るため、ポンプ機能が著しく低下します。
さらに寒暖差の激しい3月は、自律神経が血管の収縮・拡張をコントロールするのに手一杯になり、リンパ管の働きも不安定になります。
これらが原因で冬の終わりから春にかけて、
✔︎ なんとなく体が重い
✔︎ 顔がむくむ
✔︎ 疲れが取れない
といった症状が現れやすくなるのです。
リンパマッサージで体をスムーズに
リンパマッサージは、単にむくみを取るだけではありません。
●免疫機能のサポート
リンパ節はウイルスなどと戦う免疫の拠点です。流れをスムーズにすることで、季節の変わり目の体調管理に役立ちます。
●自律神経の安定
皮膚のすぐ下を通るリンパをやさしく刺激することで、副交感神経が優位になり、端境期のイライラや不眠の解消につながります。
●代謝のスイッチオン
老廃物を排出することで、暖かくなる時期の活動的な体作りをサポート。代謝があがり、痩せやすくなったり、肩こり・腰痛の改善にも効果が期待できます。
春が来る前に始めたい!
冬から目覚めるリンパマッサージ
ご覧の通り、リンパは全身に張り巡らされています。
首、脇、鼠径(そけい)部などに節があり、心臓に向かって流れているので、リンパマッサージは末端から中心へ優しくさするのがポイント。
入浴後の体が温まっているときにマッサージをするのが効果的です。オイルやクリームを使って滑りを良くするのも忘れずに。
そして、リンパマッサージの鉄則は、強く押さないこと。
リンパ液は皮膚のすぐ下を流れているため、羽で撫でるような優しい圧で十分です。
全身の巡りのカギ!鎖骨と首のケア
リンパマッサージにおいて最も重要なのが鎖骨周りです。
出口が詰まっていては、老廃物は流れていきません。これからご紹介する3ステップで、まずは巡りのルートを確保しましょう。
耳の後ろから首の横を通り、鎖骨に向かって、手のひらで優しくなで下ろします。
ポイント:首は繊細な部位なので、力を入れすぎず、手の重みだけで滑らせるように行いましょう。② 鎖骨周りを流して出口の渋滞を解消(中央)
鎖骨のすぐ下を、外側から内側に向かって、指の腹で優しくさすります。
ポイント:左右交互に、ゆっくりと5〜10回程度繰り返します。これだけで顔色がパッと明るく。③ 仕上げのスイッチに鎖骨のくぼみをプッシュ(右)
人差し指と中指の2本で、鎖骨の上のくぼみを優しく押します。
ポイント:押すというよりは、指の腹を置いて軽く圧をかける程度で十分です。深呼吸を合わせると、よりリラックス効果が高まります。
耳をマッサージしてむくみ&たるみケア
耳にはたくさんのリンパ節が集まっています。ここが詰まると顔周りに老廃物が溜まって、むくみやたるみの原因になることも。
朝のメイク前やお仕事の休憩中に耳をマッサージして、引き締まったフェイスラインを目指しましょう。血行が良くなることでお肌の透明感アップも期待できます。
両耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張りましょう。
ポイント:力を入れすぎず、気持ちが良い力加減を意識しましょう。② 耳を回してフェイスラインをくっきり
耳を横に引っ張りながら、後ろに5回ほど回しましょう。
ポイント:この時も、強すぎない力で。ゆっくりと行いましょう。③ 耳を折り曲げてキープ
耳を上下に折りたたむように曲げて、5秒ほどキープ。
ポイント:最初は硬い耳も、回数を重ねることで柔らかくなっています。④ 耳全体を回して頭冴え冴え!
手のひらで耳全体を包み、後ろに大きな円を描くように回しましょう。5回ほどが目安です。
ポイント:最初はうまく出来ないかもしれませんが、耳全体を回すのが効果的。だんだんコツが掴めます。
肩こり・二の腕もスッキリ!脇リンパの流し方
脇の下には「腋窩(えきか)リンパ節」という大きな節があり、腕や背中、胸周りのリンパ液がここに集まります。冬の寒さで肩をすくめる姿勢が続くと、この周辺が硬くなり、巡りが滞りやすくなります。
親指以外の四本の指を脇の下に差し入れて圧をかけましょう。親指は鎖骨下の小胸筋に。脇の下の筋肉をぎゅっとつかんでください。② 脇の下を押さえたまま腕を前後にブラブラ
脇の筋肉をぎゅっとつかんだまま、腕を前後に動かします。前後で1セットとして20回行ってください。反対側も同様に。
ポイント:腕の力は抜いて、深呼吸をしながら行いましょう。
脚のむくみ・重だるさをスッキリ
下半身は重力の影響で老廃物が溜まりやすい部位。一日の終わり、下半身が重だるいと感じたら、下から上へと順番に引き上げていきましょう。
床に座り、膝を軽く立て、外側の足首からふくらはぎ、そして膝裏へ。そのまま太ももへと流しましょう。② 内側の柔らかい部分も同様に③ 仕上げに鼠径(そけい)部のリンパ節へ流す
椅子に座るか、楽な姿勢で、足の付け根に両手を置きます。外側から内側へ向かって、優しくさすり、最後に軽く圧をかけて「下半身のゴミ箱」へ老廃物を送り出します。
ポイント:リンパ管は非常に細く繊細ですので、赤ちゃんをなでるような優しさで。
春の丁寧なケアが、軽やかな一年を送るキッカケに
冬の間に溜め込んだ老廃物は、雪解けとともに流してしまいましょう。
春に丁寧なリンパケアをすることで、単なるマッサージ以上の心身の衣替えになります。
疲れたり、ダルさを感じた日こそ、湯船でしっかりあたたまり、ゆったりとリンパマッサージすることで、翌朝のスッキリ感が変わっていくはず。
軽やかな体に整えて、新しい季節を迎えましょう!
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