冷えの基礎知識を学ぶ
冷え性は体質じゃない?今すぐ見直したい生活習慣
一年でいちばん冷え込む2月。
手足の冷え、体が温まりにくい、朝がツライ、年末年始の疲れが抜けにくい…この季節になるとよく聞かれるお声の数々。
「冷え性は体質だから仕方ない」と思われがちですが、実は冷えの多くは日々の生活習慣や体の使い方と深く関係しています。
今回は、冷えのタイプと原因、そして今日から見直したい改善ポイントをご紹介します。
あなたはどのタイプ?冷え性のタイプ別特徴
冷え性とは、医学的な病名ではなく、血液の巡りが悪くなり、体のすみずみまで熱が届いていない状態のこと。
私たちの体は、血液によって酸素や栄養、そして熱を運んでいます。血流が滞ると、手足やお腹、腰などが冷えやすくなり、疲れやすさや不調につながります。
さらに、血流をコントロールしているのが自律神経。
ストレスや不規則な生活が続くと、自律神経が乱れ、血管が収縮しやすくなり、冷えを感じやすくなるのです。
そんな「冷え性」とひと口に言っても、感じ方や原因は人それぞれ。
まずは自分のタイプを知ることが、改善への第一歩です。
① 末端冷えタイプ
手足や指先が冷たくなりやすいタイプ。女性に多く、血流不足が主な原因です。
【主な原因】
・運動不足
・筋力不足
・長時間同じ姿勢でいる
定期的に足首を回す、かかとの上げ下げ、軽いスクワットなど、下半身を動かす習慣を。
レッグウォーマーや靴下で末端を冷やさない工夫も効果的です。
② 内臓冷えタイプ
お腹や腰を触ると冷たく感じるタイプ。冷たい飲食物の摂りすぎや、薄着が原因になりがちです。
【主な原因】
・冷たい飲み物、食べ物を好む
・エアコンの設定温度は低めが好き
・薄着を好む
白湯や温かい飲み物を習慣に。腹巻きやカイロでお腹を温め、内側から温もりを取り戻しましょう。
③ 下半身冷えタイプ
上半身は暖かいのに、腰から下が冷えるタイプ。骨盤周りの血流低下が関係しています。
【主な原因】
・デスクワーク中心の生活
・姿勢の乱れ
骨盤を動かすストレッチや、こまめに立ち上がる習慣を。締め付けの強い服装を避けることも大切です。
④ 全身冷えタイプ
一年中寒がりで、体全体が冷えやすいタイプ。エネルギー不足や自律神経の乱れが影響しています。
【主な原因】
・食事量が少ない
・睡眠不足
・慢性的なストレス
しっかり食べて、しっかり眠ることが基本。お風呂では毎晩湯船に浸かり、体の芯から温める時間を大切にしましょう。
今日からできる!冷え性改善の基本習慣
✔︎ シャワーだけで済ませている
✔︎ 朝食を抜くことが多い
✔︎ 冷たい飲み物が習慣になっている
✔︎ 運動する時間がほとんどない
✔︎ ストレスを感じやすい
以上の項目で思い当たるものが多いほど、冷えを溜め込みやすい状態かもしれません。
冷え性改善に大切なのは、毎日の暮らしの中で冷やさない・巡らせる・温めるを意識すること。
そこで、すぐに取り入れやすい基本習慣を詳しくご紹介します。
体を動かして、巡りをつくる
血流を促すには、筋肉を動かすことが欠かせません。激しい運動は不要ですが、長時間同じ姿勢でいることは冷えを悪化させます。
(1)朝起きたら、足首を片足30秒ずつ、ぐるぐる回す。
(2)歯磨きの最中に、かかとの上げ下げを30回ほど行う。
(3)デスクワーク中は1時間に一度立ち上がる。
こうした小さな動きでも、下半身の血流は大きく変わります。
特にふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、冷え対策の要となる部位。ここを意識して動かすようにしましょう。
体を温める食材を食べる
毎日の食事は、冷え対策の土台。体を温める食材を選ぶことで、内側からの温もりが変わってきます。
【あたため食材】
・根菜類(かぼちゃ、にんじん、ごぼう、大根、れんこん)
・発酵食品(味噌、納豆、ぬか漬け)
・生姜、ねぎ、にんにく
・たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)
特にたんぱく質は、熱を生み出すために欠かせない栄養素。年齢を重ねると不足しがちになります。
普段の食事量が少ない方ほど、冷えを感じやすくなりますので、意識して食べましょう。
【控えめにしたい食材】
・冷たい飲み物
・生野菜のとりすぎ
・甘いお菓子や精製された砂糖
すべてを避ける必要はありませんが、「温かいものを選ぶ」意識を持つだけでも違いが出てきます。
寝る前にも冷え対策を
「布団に入っても足が冷えて眠れない」という方は少なくありません。夜の冷えは、血流の低下や自律神経の乱れが関係しています。
(1)寝る1〜2時間前にぬるめのお風呂に浸かる
(2)首元、足首を冷やさないようにする
(3)締め付けの強い靴下は避け、ゆったりしたものを選ぶ
足先が特に冷える場合は、湯たんぽやレッグウォーマーを取り入れるのもおすすめです。湯たんぽをお腹の上に置くだけでもグッスリ眠れますよ。
布団に入る前に足元を温めておくことで、入眠がぐっと楽になります。
自律神経を整える夜の過ごし方
冷えと深く関係しているのが、自律神経の乱れ。夜は副交感神経が優位になるよう、心と体をゆるめる時間を意識しましょう。
(1)寝る前はスマートフォンを控える
(2)寝る1時間ほど前には、照明を少し落とす
(3)白湯やノンカフェインのお茶を飲む
特別なことをしなくても、「ゆっくり過ごす」だけで体は整いやすくなります。
温めるポイントを知る
全身を温めようとするよりも、効果的なポイントを押さえることが大切です。
・首
・お腹
・足首
これらは太い血管が通る場所。ここを冷やさないだけで、体全体の冷え方が変わってきます。
すぐに温めたい!という時は蒸しタオルを首の後ろに当てるだけでも冷えがやわらぎます。
冷え性は体質ではなく、カラダの「サイン」
冷えは、体からの「少し休んで」「巡りを整えて」という明確なサイン。
日々の暮らしを少し見直すだけで、体はゆっくりと応えてくれます。
寒さが厳しい季節こそ、ゆっくり自分の体と向き合うチャンス。
暖かい春を元気に迎えるために、内側から温まるカラダ作りをはじめましょう。
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