温活生活
意外と知らない?コーヒーと冷えの関係
ある山忠日和スタッフA子さんからお悩み相談がありました。
「夜、何度もトイレに起きてしまう」
「夜、足がつってしまう」
「便秘になりがち」
心当たりがある方も多いお悩みだと思います。
実はこのお悩み、ある飲み物が大きく関係していることにお気づきでしょうか?
そう、それはコーヒー!
そして、A子さんはコーヒーが大好きで、朝昼にコーヒーを飲み、夜にはアイスコーヒーを飲むことが習慣だったのです。
コーヒーを飲むと落ち着きますし、あの深い香りにリラックスをされている方も多いと思います。
ただ、飲み方や回数、飲むタイミングには注意が必要で、気をつけないと体温を下げて冷えを招くことも。
ということで、今回はコーヒーと冷えの関係にフューチャーしていきます。
コーヒーを飲む
メリットとデメリット
コーヒーにはカフェインが含まれていることは誰もがご存知だと思います。
このカフェインには、メリットとデメリットがあるんです。単純にカフェイン=体を冷やす!というわけではないのです。
【コーヒーのメリット】
カフェインは、筋肉や神経を刺激して心身を覚醒させたり、疲労を回復してくれる作用があると言われています。適量を摂ることで、コレステロール値も下げてくれます。
【コーヒーのデメリット】
カフェインには利尿効果があります。ただ、摂りすぎると頻尿になってしまう恐れがあります。
体に必要な水分まで排出してしまうことによって、体の熱までも奪われてしまいます。
カフェインの効果は飲む量や体質によって個人差があります。
体を冷やさないために「コーヒーは飲まない方がいいの?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
大事なことは過剰に飲みすぎないことと、飲むタイミング。
コーヒーで体を冷やさないために、おすすめのコーヒーの飲み方をご紹介します。
コーヒーで冷えないために
4つの工夫を
1日に飲む量は3杯以内に
どんなに多くても3杯を限度に。立て続けに飲むのではなく、間隔を空けましょう。
朝起きてすぐと、夜寝る前はNG
朝起きてすぐは避けましょう。朝の水分補給はコップ1杯の白湯がおすすめです。白湯をゆっくり飲めば、体を温められ、一日を活動的に送れます。夜寝る時は、やはり白湯かノンカフェインのコーヒーを飲むと良いでしょう。
ホットで飲む
冷えが気になる時や、冷え体質の方は常にホットで飲むのがベスト。夏でもアイスコーヒーは避けた方が良いでしょう。
ブラックで飲む
コーヒーを飲む時に、砂糖を入れる方もいますが、できるだけ無糖で飲むことが望ましいです。
砂糖を入れると、急激に血糖値が上がり、体はそれを下げるためにインスリンを出しますが、血糖値が下がると体温も下がってしまいます。甘いコーヒーが好きな人は、代わりにハチミツやメープルシロップを使ってみることをおすすめします。
コーヒーにはリラックス効果もありますし、ポリフェノールや抗酸化物質も含まれており、健康に良い影響もたくさんあります。
ただし、コーヒーの飲み過ぎで「冷えるな」と感じたり「寝つきが悪いし、眠りが浅いな」と感じることがあったら、飲み方や飲むタイミングを工夫してみましょう。
自分に合ったカフェインの摂取量やタイミングを見つけて、冷えないコーヒーライフを過ごしてくださいね。
A子さんの後日談。
ご紹介したコーヒーの飲み方を実践したところ、なんと悩みが改善されたとのこと。
個人差はありますが、コーヒー大好きで冷えにお悩みの方は、ぜひお試しください!