人生を変える足の健康法
体が温まりやすくなる歩き方で、ウォーキングを始めてみませんか?
春の陽気になって、ウォーキングを楽しむ人が増えていますね。
「温活」にはいろいろありますが、最初に取り組むなら、まずはシンプルなウォーキングがおすすめです。
ウォーキングといっても、正しい姿勢と歩き方を身につけることで、全身の筋肉が効果的に鍛えられて代謝が上がり、熱を生み出しやすい体になります。いつもの歩き方を見直すだけで、体がぐっと温まりやすくなるのです。
せっかくウォーキングをするなら、正しい姿勢と歩き方を知り、自力で身体を「温める力」を高めていきましょう!
あなたは大丈夫?
まずは自分の姿勢をチェック!
正しい歩き方を身につけるには、正しい姿勢を保つことがポイントです。
まずは自分の姿勢が正しいか、当てはまる項目にチェックしてみましょう!
チェックが多い人ほど、気が付かないうちに姿勢が悪くなっている可能性があります。
◻︎片方の脚に体重をかけて立つことが多い
◻︎荷物を片方の肩にばかりかけている
◻︎靴底のすり減り方に左右差がある
◻︎ほとんど運動をしない
◻︎食事中に同じ側の歯で食べることが多い
◻︎足を組んで座ることが多い
◻︎長時間デスクワークをする
◻︎パソコンやスマホを長時間使う
◻︎高いヒールを履くことが多い
◻︎体をひねるような姿勢で作業することが多い
立ち姿勢のチェック
実際に自分の立ち姿勢もチェックしてみましょう。
壁を背にしてかかとをつけ、足を拳一つ分ほど開いて自然な姿勢で立ちます。
お尻、背中、頭の位置の3箇所をチェックしましょう。
お尻のトップ、肩甲骨、後頭部が全部壁についていて、腰の後ろに手のひらが入るくらい隙間があれば、正しい姿勢ができています。
背中が反りすぎていたり、猫背にならないように気をつけましょう。
体を温めるウォーキングのやり方
STEP1:正しい姿勢を保つ
ウォーキングのときは、手は軽く握り、顎を軽く引き、背筋を伸ばして胸を張ります。
頭をブレさせないよう心掛けながら、視線は数メートル先に向けます。
STEP2:広い歩幅で、やや速めのペースで歩く
肘を90度に曲げて、腕を前後に大きく振りながら、いつもより少し広めの歩幅で歩きます。
このとき、肩が左右に揺れないように注意しましょう。肩の力を抜くことも忘れずに。
膝を伸ばしてかかとから着地するのがコツです。歩くスピードは、軽く息が上がるくらいのペースを保ちます。
ウォーキングの理想的な量と頻度って?
健康的な人はどれくらいウォーキングをすれば良いのしょうか?
1日に20分ほどウォーキングを行えば、1週間に150分になります。これはWHOが推奨する理想の運動時間。
時間がなかなか取れないという方は、通勤時に一駅分歩いてみるところから始めてみましょう。
毎日少しずつでいいので、できるだけ体を動かし続けることがポイントです。
ウォーキングは有酸素運動の一つで、脂肪を燃焼させる効果があります。
適切に行えば、ただ歩くだけで筋力トレーニングになり、代謝がアップして体を温める効果も期待できます。
これからお出かけしやすくなる気持ちの良い季節!
きれいな景色を眺めながら、日常生活の中で気軽に取り組めるウォーキングを始めてみましょう!