足のお悩み
夏になると足が臭う!ニオイの原因とケア方法は?
日に日に増していく夏の暑さ。高温多湿の日本の夏は、汗との戦いでもあります。
汗をかいて気になるのは「脇」、次いで「足」です。夏場に一日中靴を履いて脱いだ瞬間「あれ、クサイ?」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?足裏は冬も蒸れますが、夏は特に顕著。
そこで、今回は足裏にかく汗の原因と足のニオイのケアをご紹介します。
なぜ足の裏が臭くなるの?
その原因を徹底解明!
足の裏にかく汗で雑菌が繁殖!?
足の裏は、汗を出す汗腺が密集しています。1日にコップ1杯半の汗をかくというのだから驚きです。
汗は体温を下げる役割がありますが、通気性の悪い靴の中では汗が蒸発できないため、さらに汗をかく悪循環に陥ってしまうことも。
本来汗は無臭ですが、その汗をエサに皮膚にいる常在菌が繁殖し、汗を分解することで嫌なニオイを発してしまうのです。
足の角質・汚れによって雑菌が繁殖
汗のほかに雑菌のエサとなるのは「角質」。
古くなった角質やムレて柔らかくなった角質をエサとし、雑菌は悪臭のニオイの原因を作り出してしまいます。皮脂線からの皮脂も混ざってくるため、足の裏独特のあのくさーいニオイに!
足の裏は常に体重を支えているので、地面との外部刺激にさらされて角質がたまりやすい部位。お風呂で足裏を洗うだけでは、なかなか取りきれないので、角質ケアをしっかりすることが必要です。
まるで熱帯雨林!高温多湿の靴の中
お気に入りの靴を毎日履くのは、ニオイの原因になるのでNG。
先ほどもお伝えした通り、足の裏は1日にコップ1杯半の汗をかきます。そんな汗でムレムレの靴が乾かないまま、また同じ靴を履いてしまうと常に雑菌が繁殖している状態に。靴下は毎日取り替えるのに、靴は同じものを履きっぱなしだなんて、臭くなるはずです。1日履いた靴は、1~2日休ませましょう。
足のニオイを抑えるには、
こまめなケアが大切!
足のニオイケアは、不要な角質や汚れをしっかり落とし、清潔に保つことが大切です。しっかりニオイの元を洗い流す方法や、ちょっとした工夫をお伝えしますので、毎日意識してみましょう。
1.効果的な足の洗い方で毎日清潔に
足を洗うにはボディーソープではなく石けんがベスト!
余分な保湿成分が含まれていないため、すっきり汚れを取り除くことができます。
湯船に浸かるか、洗面器にお湯を張り足をふやかせたら、 よく泡立て少し強めにしっかり洗いましょう。指の間は特に汚れがたまりやすいので念入りに洗います。また、爪の中の汚れもニオイの原因となるため、できれば爪ブラシを使用するとよいでしょう。
2.靴はローテーションで回す
靴は最低でも1日、できれば2日は空けて履くようにしましょう。
3足あれば、ローテーションで履くことができます。
靴の消臭スプレーをかけてから通気性のよい場所で陰干しするとより効果的。靴にニオイがなるべく付かないようにするためには、消臭効果のある中敷きを活用するのも◎。足にかいた汗を中敷きが吸収し消臭してくれるため、靴にニオイが付きづらくなります。1日使用した中敷きは靴と同じくローテーションで変えてあげると、よりニオイの蓄積を抑えることができます。
3.靴下で足のニオイを抑えるのもオススメ
靴下によっても足のニオイは抑えられます。
足のニオイ対策におすすめといわれている「5本指ソックス」は、足の指と指の間の汗も吸収してくれるため、ムレづらく雑菌も繁殖しづらいといわれています。
靴下の“素材”にも臭くなる原因が潜んでいるので注意してください。
例えば、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を多く使用した靴下は吸湿性が悪くムレやすいため、ニオイがこもります。最近では、「抗菌作用」や「ドライ作用」と記載されている商品も見かけますが、化学繊維の割合が高いものが多いので、なるべく綿やシルクなどの天然素材を選ぶことをオススメします。
山忠日和の、
5本指カバーソックス、
履きやすいシルク5本指ソックス、
さらさら5本指ソックスは、足指が分かれている5本指仕様。指と指の間の汗をしっかり吸収してくれるので、ニオイも抑えられますし汗冷え対策にも最適です。
シャリ感のある天然繊維の麻を配合し、吸湿・発散性に優れた
麻混さわやかソックス、
麻混メッシュソックスも夏らしくて気持ち良い!見た目にも涼しげです。
通気性がよく、吸収・発散に優れたシルクを使った靴下なら、汗をかいても蒸れずに一日中サラサラ感が持続。
シルク5本指ハーフソックス、
シルク5本指ソックス(かかと無し)、
シルク5本指靴下(メッシュ)など、豊富なラインナップを取り揃えています。
手強い足のニオイ、ご紹介した対策をできるだけ毎日実践してみてください。
足のニオイが、だんだんと軽減していくことを実感できるはずです。足の汗とニオイケアをして、夏を快適に過ごしましょう。