足のお悩み

かかとから足先、丸ごとケアして今年はサンダル美人に。

徐々に気温が上がり、日差しが降り注ぐ夏がやってきます！
半袖やノースリーブを着る機会が増えますし、軽やかなサンダルやパンプスの出番も多くなります。

でも、ちょっと待ってください！
冬の間、ブーツやタイツ、ソックスに隠されていた素足。人目に触れる準備は万端でしょうか？

サンダルを履いた時のあなたのかかとや爪先が、意外に見られていることをご存知ない方は多いかもしれません。
例えば駅の階段やエスカレーター、横断歩道の信号待ちの時。ふと前の人の足元に目をやるとかかとがガサガサ…爪はボロボロ。
知らない人にそう思われるのはまだしも、オフィスや小上がりのあるお店、お友達の家に行ったときに、足のケアを怠って恥ずかしい思いをしてしまうことも。

そうならないためにも、家で時間をかけずにできる、足元美人になれるケアをご紹介いたします。
今から始めれば十分間に合います！しなやかでスベスベのきれいな素足を目指しましょう！

フットケアは、
洗浄・保湿・角質ケアがポイント！

フットケアの基本は「洗ってうるおす」こと。

バスタイムでは5分ほど湯船につかり、角質を柔らかくしてから、よく泡立てた泡で、なで付けるようにマッサージしましょう。古くなった角質をしっかり落とします。
足の指の間、爪の際、足の甲やくるぶし周り、かかともクルクルとしっかり汚れを落として。

週に2〜3回を目安にボディスクラブで角質ケアをするのも効果的です。
スクラブは出来るだけ粒が細かいものがベスト。角質が溜まりやすい膝やくるぶし、かかとや足の指をポイントに、馴染ませるようにマッサージしてください。ゴシゴシと強く擦れば良いというワケではないので、優しくなでるように行います。

お風呂上がりには、ボディクリームやオイルを足先まで塗って保湿をしっかりとしてください。
ミルク、オイル、ジェルなどさまざまなタイプがありますが、保湿力さえしっかりしていればご自身の肌質にあったもので構いません。

肌の滑りが良いタイミングなので、簡単なむくみ解消マッサージもやりましょう！
マッサージの手順は簡単。

STEP 1
人差し指だけ突き出ている握りこぶしを作って足裏をグリグリ。足裏にはたくさんのツボがあるので、足裏全体を押すのがポイント。

STEP 2
手の指を足の指と指の間に入れてギュギュッと締め付けましょう。反対側にグッと押すのも気持ちよくて◎。

STEP 3
くるぶしの周りやかかとをクルクルなでましょう。夕方になると象の足のようにパンパンなってしまう人に効果的です。

STEP 4
最後に、握りこぶしで足首からふくらはぎまで3〜4回ほどこすりましょう。こすった後はひざ裏を押すのがポイント。ひざ裏にはリンパを排泄する部分があるので、足に溜まったリンパを流すのに効果的です。

お風呂上がりには、靴下を使ってかかとをケア。
かかと部分に特殊シートがついた靴下でかかとのしっとりを保持しましょう。かかとの角質ケアに「ラップを巻く」という方法がありますが、そのケア方法と原理は同じ。

ご自分の足から自然に出る水分で、固くなったかかとを柔らかくするので、削ったりクリームを使わなくてOK。
早い方ならば履いて数日でしっとりし始めます。即効性を求める方にもピッタリです。
これを履いていれば、「かかとのヒビ割れ問題」も解決します。

年齢が出やすい足の爪も、
忘れずにしっかりケア

サンダルを履くと目立つのが足の爪先。
ささくれや二枚爪など、爪には年齢が出やすいので注意が必要です。
逆に爪先をしっかりケアしていれば、目に入る度にウキウキした気分に。そう、夏のフットケアには足の爪が重要なのです！

まず足の爪を整えましょう。
お風呂上りの甘皮が柔らかくなっているタイミングがベストだと思います。

足の爪で特に注意すべきポイントは、端を丸く削らないこと。
爪切りでアウトラインを切ったあと、爪やすりで同じ方向に整えていきます。真っ直ぐ整えることを意識しましょう。

甘皮を処理する余裕があれば、水で濡らした綿棒で爪全体をクルクルと回しながら、甘皮を根元まで押し上げましょう。強くガシガシするのはNG。あくまでも優しく、丁寧に行ってください。
爪の横側にも角質が溜まるので、しっかり取り除いてくださいね。

爪がしっかりケア出来たら、お好きな色のペディキュアを楽しんでください！
お手入れ直後にネイルを塗る際、気をつけるのは爪の表面にある余分な油分を取り除くこと。除光液などで良いと思います。
ネイルは必ずベースコートを塗ってから重ねてくださいね。色持ちや仕上がりがなめらかになるのはもちろん、爪への色素沈着も防げます。